このページの情報は 2006年12月20日14時22分 時点のものです。 |
知ってる
ニコール ジョンソン
ミス・アメリカ糖尿病と生きる
著者のニコール・ジョンソンは99年ミス・アメリカ。93年、19歳で1型糖尿病を発病。当時からモデルのアルバイトをし、ミスコンでも活躍していた彼女は、糖尿病に対する理解を深め、治療のための研究費用を獲得するためにミス・アメリカになることを決意する。発病からミス・アメリカ・コンテスト、ミス・アメリカとしての1年間までの回想録と近況について赤裸々に綴られている。ミス・アメリカとしての華々しい一面からは想像できない苦悩も描かれている。
本書は1999年度ミス・アメリカを受賞したニコール・ジョンソンさんの体験談である。インスリン持続注射器を身にまとう彼女が、美しさを競うミスコンテストを勝ち取ったことは、1型糖尿病の若い患者達に勇気を与える。また、本書に記された彼女の生きる姿に触れれば、無知から生じる1型糖尿病患者への心無い社会的偏見は減るであろう。多くの人に読んでもらいたい一冊である。 |
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