このページの情報は 2006年12月20日14時22分 時点のものです。 |
知ってる
ロジャー ゴスデン
デザイナー・ベビー―生殖技術はどこまで行くのか
作者は「生殖医療と生物学の第一の目的は人々が子供たちを得る手伝いをすること、その子供たちが生まれるときに最高のスタートをー身体的にも精神的にもー切れるようすること、そして家族に多様性をもたらすことだと信じている」と言っている。こういう言葉を聞くと「未来は明るい」と単純に私は思う。しかし、本書の冒頭から前提となっている歴史事実の記載の中で「肉体的、精神的能力の劣っている人間や、「異民族」を政治的に粛清した二〇世紀前半」のくだりは、正直言って驚きました。ただ、科学者がこのような反省からの出発でいることは、やはり「未来は明るい」につながっていくように思えてなりません。
私は生殖医療の専門家ではないが個人的にクローニング及び生物工学に興味があるためこの本を実に楽しく読むことが出来ました。 |
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