医師による、家庭医学の無料メールマガジン。専門医のアドバイスが満載です。
お気に入りに追加
このページの情報は
2006年12月20日14時22分
時点のものです。

知ってる
堤 治

授かる 不妊治療と子どもをもつこと

授かる 不妊治療と子どもをもつこと

人気ランキング : 104780位
定価 : ¥ 1,785
販売元 : 朝日出版社
発売日 : 2004-10-23

商品名 授かる 不妊治療と子どもをもつこと
価格 ¥ 1,785
発送可能時期 通常3〜5週間以内に発送
生命の神秘を知る

不妊治療に行き詰まり、HOW TOものではない本を読みたくてこの本を購入しました。今までは“妊娠したいと”それが目標になり、治療を行っていましたが、生命を授かるということは偶然が重なった神秘なんだと感じました。しかし、現在は人間が生命に対してどこまでも手を入れられることを知り、だからこそ、どこまで治療をして良いのか、倫理的な面も含めて二人で十分に考えなくてはいけないと考えさせられました。

セカンドオピニオン的役割

 不妊治療の方針を決定する際、本書を参考にした。
 内容は平易とは言えず、高度な知識にまで触れている。単色刷りの紙面が、むずかしい印象を与えるかもしれない。しかし、いざ読んでみると、著者が口語調にQ&A方式ですすめていき、ケース(実例)紹介などもされていることから、生き生きした情報として読みやすい。
 生殖医療の現状から、現時点の問題点、将来的な方向性まで示しており、系統立っている。治療において、セカンドオピニオンを求める時代であるが、経済的にも社会的にも容易なことではない。不妊治療は自由意志に基づく部分もあり、治療の選択に迷ったとき、本書を一読することを勧める。

勇気付けられました。

「授かる」では、医師と患者の対話を基として、以前はGod Only Knowsだった世界を明解に提示しています。また、本のタイトルにあるように、「今現在」の限界も謙虚に語ることも恐れず、そればかりか読者にこう問いかけてもいます。「子供を持つことをどう考えますか」と。
学校の「生物」「保体」で欲しかったのは、この本の持つ視点・視線だったと気づかされました。また、今までありそうでなかった三次元的な生殖器の立体図にも感銘を受けました。
宇宙の始まり、そしてその果てがCG Imageで紹介される時代に一見、逆方向のミクロの宇宙での「生命の始まり」を極めようとする姿の背後にある哲学的思索にも触発される本です。

東大にはこんな面白い教授がいた

〜「授かる」は多分女性なら一度は憧れるであろう、あの有名な宝飾店のシンボルカラー、特徴的なブルーと白。書店に列んでいたら思わず手に取ってしまいたくなる、そんな心憎い装幀だ。内容は専門的で少々難しかったが、要所要所には図説が挿入されていて、巻末には用語集もあり、解説(Q&A形式)もとても丁寧で理解しやすくなっていた。妊娠の仕組みで書かれて〜〜いる卵子の誕生物語や、卵子を目指す精子のけなげな旅物語には思わず笑いがこみ上がり、後半では「ブラックジャック」のピノコまで顔を出したりでとても楽しく読めた。堤先生と患者との対話を含む症例が随所に盛り込まれてい、生の声が伝わって来て共感を呼ぶ、こころにきりきりつたわって涙。体験者の声が参考になった。読んでいるうちに、こころがほっとあ〜〜たたかくなって、治療で疲れたからだがいやされて、よし、また頑張ろうという気持ちになれる。さらに目からウロコの情報もいっぱい。生殖医療のすべてを堤教授が、真面目に、面白く、やさしく語っていた。ついに、待ちに待った画期的な不妊治療の解説書が登場した。〜

こころにやさしい不妊治療の解説書

「授かる」という言葉に惹かれて、本を読み始めました。まず、7組に1組が不妊症のカップルだということにびっくりしました。
妊娠のメカニズム,不妊治療の治療の方法、女性特有の病気について、とてもわかりやすく、くわしく書いてありました。自分の体について、いままで知らなかったことが少しわかったような気がします。これから、家族を育もうとしているカップルはぜひ読んでみるとよいと思います。つらくて、たいへんな治療でも、堤医師のような方が、ついていてくれれば、心強いでしょうね。

アマゾンで探す
ビッダーズで探す
ストアミックスで探す
医師による一般向けメールマガジン
このページのトップに戻る
『家庭医学のメールマガジン』はAmazon.co.jpのウェブサービスによって実現されています。
Copyright 2005 家庭医学のメールマガジン All rights reserved.