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2006年12月20日14時22分
時点のものです。

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田口 早桐

やっぱり子どもがほしい!―産婦人科医の不妊治療体験記

やっぱり子どもがほしい!―産婦人科医の不妊治療体験記

人気ランキング : 25585位
定価 : ¥ 1,470
販売元 : 集英社インターナショナル
発売日 : 2006-06

商品名 やっぱり子どもがほしい!―産婦人科医の不妊治療体験記
価格 ¥ 1,470
発送可能時期 通常3〜5週間以内に発送
個人的で科学的!

自分で自分の卵子に顕微授精したひとなんて、あまりいないんだろうなぁと思うけれど。不妊治療のお医者さんの治療体験記。

皮肉なのか幸運なのか、不妊治療を専門にしていたら、自分が不妊を体験。彼女の場合は、夫の精子の問題だったけれど、お医者さんは自分の研究している病気にかかりやすいらしい。なぜなら、ウィルスでうつる病気は多いから、っていうあたりでは、うーーーん、とうなった。

やっぱりお医者さんが書いているだけあって、科学的で面白い。その一方で、若く見えるひとのほうが、卵巣も若いと漠然と思っていたとか、あまり表立っていえないお医者さんの思い込み(?)がもらしてあって、これまた面白い。

お医者さんである夫の不妊治療への協力は、あまり積極的でもなく、そのあたりは普通のひとの治療体験とかぶるのかもしれない。

個人的でもあって、また科学的。お勧めです。

元気をくれるユーモア・エッセイ

 不妊治療専門医が、自分も不妊になってしまったというお話です。

 病気の本というと、どうしても深刻になりがちですが、予想に反して軽妙なタッチで、純粋にエッセイとしても面白く、吹き出してしまう箇所がいくつもあります。不妊に関係ない方にも、おすすめできるユーモア・エッセイです。

 もちろん、読み進んでいくうちに、自然と不妊治療の知識が身に付くようになっています。特に、筆者の常に前向きな姿勢には好感がもて、不妊患者にとっては、元気をもらえる一冊だと思います。

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