水疱瘡(みずぼうそう)の治療法とは?

抗ウイルス薬のアシクロビル(ゾビラックス、アシロベックなど)が処方されます。早期に使用すれば、水疱瘡(みずぼうそう)軽くすむ場合もあります。発疹に塗る薬としては、通称「カチリ」と呼ばれる、「フェノール・亜鉛華リニメント」が出されます。これは、白色ののり状で、フェノールのにおいがわずかにする、ぬりぐすりです。薬効薬理としては、皮膚炎に防腐、消毒、鎮痒(ちんよう:かゆみをしずめること)の作用があるクスリとして、汗疹、じん麻疹、小児ストロフルス、虫さされなどに繁用されます。フェノールの防腐、消毒、鎮痒作用と酸化亜鉛の収れん作用のほか、皮膚面に塗擦すると水分が蒸発してトラガントの薄膜が残り、皮ふを保護する作用があります。
カチリ(フェノール・亜鉛華リニメント)が目に入らないよう、注意しましょう。また、あまりにもじゅくじゅくしている場所や、ただれたような場所には塗らないほうが良いでしょう。そのほか、症状に応じて、かゆみをしずめる抗ヒスタミンの内服薬や、熱が高い場合は、熱さましなどが処方されます。
水疱瘡(みずぼうそう)の原因・治療・養生法
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【水痘(みずぼうそう)】 水痘(水疱瘡)はウイルスによる感染症です。 水痘の潜伏期 10-21日ですがほとんど14-16日です。 感染したら、感染後14日前後くらいに発疹が出る と言わています。 感染時期 『発疹出現の1-2日前から水泡が『痂皮化』する ...
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